2024年11月22日
石川県と連携し保健指導と食物アレルギー対応の研修会を行いました
11月22日(金)、「母の会」は石川県と連携し「乳幼児期の保健指導」と「食物アレルギーの最新知識と緊急時対応」の研修会を行いました。金沢市の県地場産業振興センターで行った2回の研修会は、会場参加と奥能登地域など遠隔地からもオンラインで参加できるハイブリッド形式で行いました。
県少子化対策監室と連携し午前中に行った「乳幼児期の保健指導」研修会では、前日に能登町で母子が参加した講座を担当した古川真弓先生(さいわいこどもクリニック、前東京都立小児総合医療センターアレルギー科)が講師を務め、オンラインで参加した保健師や栄養士、助産師など17人と会場に参加した県職員に、必要なアレルギーの保健指導について分かりやすく話しました。
県健康推進課と連携した午後の「食物アレルギーの最新知識と緊急時対応」研修会は、昭和大学医学部小児科学講座教授の今井孝成先生が講師となり、2時間を超えた講義や「エピペン」の実物を使ったロールプレイも行い、会場に集まった65人、オンライン参加した135人の教職員や保育士などが真剣に研さんしました。両研修会では活発な質疑も行われました。
「母の会」は能登半島地震被災地域への協力として研修会の開催を県に提案し、2人の講師も紹介、当日も会場で展示や資料の紹介・配布を行ったほか、能登半島地震の被災地での活動などを通して浮き彫りになった災害時のアレルギー患者支援の課題の報告と提案を行いました。
(園部まり子)