■11月8、9日の2日間、三重県の四日市市文化会館で

「母の会」はポスターセッションで発表しました

11月8日(土）、9日(日)の2日間、三重県の四日市市文化会館で開催された第51回日本小児アレルギー学会に参加、ポスターセッションで発表を行うとともに、研さんしてきました。今回の「母の会」の発表は、「同一の調査から見る学校、幼稚園、保育所のアレルギー対応の違い」と題する内容で、昨年度まで5年間行ってきた神奈川県との協働事業で行ったアンケートの結果をもとに報告しました。

■「生活管理指導表」の活用状況を報告

発表の主な内容は、(1)「生活管理指導表」の活用は、学校で32％、保育所は8.6％、幼稚園は3.3％にとどまり、保育所では半数以上が「診断書」で、幼稚園では６割が「保護者の申し出」で対応していた、(2)「生活管理指導表」を32％が活用している学校では４人に一人が 「医師の指示に課題」と回答、半数が「医師の診断書」で対応している保育所では、37％が「医師の指示に課題」と回答した、(3)「エピペン®」使用に際しての不安で最も多かったのは「注射のタイミング」で、学校で回答者の78％、保育所で同71％、幼稚園で同72％にのぼったなどで、発表に多くの先生方が発表に耳をかけ向けてくださいました。

■水泳選手の寺川綾さん招いた特別企画も

水泳選手の寺川綾さん招いた特別企画も

今回の大会では、水泳選手の寺川綾さん招いた特別企画も行われ、適切な喘息治療を行った結果、2012年のロンドン・オリンピックで見事に復活、銅メダルを獲得した様子が報告され、大いに励まされました。また会場では久しぶりにお会いできた方も多く、大変に楽しい2日間になりました。