代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

■11自治体の保健センター、保育担当、学校給食センターなどを訪問

初めて訪問した県教育委員会で意見を交換

初めて訪問した県教育委員会で意見を交換

12月6日(火)、7(水)の両日、「母の会」は熊本地震被災地域での取り組みとして被害が大きかった自治体などを訪問、アレルギーに関する情報や啓発資料を提供、併せて東日本大震災被災地域でも行ってきた保健師・栄養士など行政の専門職に向けた研修機会の提供をご案内しました。今回で「母の会」の熊本訪問は4回目となり顔を覚えていてくださる方も増え、その中から研修会などの開催を具体的に検討していただける自治体も増えてきました。
6日(火)は早朝から益城町、西原村、大津町、南阿蘇村の保健センター、保育所の担当、教育委員会、益城町では学校給食センターを訪問しました。被災から8カ月がたちましたが、特に南阿蘇村ではいまだに各地で道路が寸断され役場にたどり着くまでにかなりの時間を要しました。また7日(水)は県庁からスタートし、熊本市、宇城市、宇土市、御船町、嘉島町の保健センターなど、宇土市では学校給食センターも訪問、帰路には国立病院機構熊本医療センターに立ち寄り小児アレルギーの専門医とも情報交換を行うハードなスケジュールとなりました。

県教育委員会、熊本医療センターが連携した取り組みが進む

益城町の役場近くの復興市場・屋台村で

益城町の役場近くの復興市場・屋台村で

益城町の学校給食センターでは、前回8月に訪問した際に課題となっていた被害を受けた現センターの建て替えのめどがついていました。この件では「母の会」もこれまで検討会などで連携してきた文部科学省の担当者から情報を得て町にお伝えするなどしてきました。また宇土市の学校給食センターでは食物アレルギー対応給食を始める準備に役立つ資料を届け、これからも協力していくことを約束しました。初めて訪問した県教育委員会では「母の会」が活動していることを知っていてくださり大変に驚きました。話し合いを通して県教委が熊本医療センターの専門医と連携した取り組みを進めている様子がよく分かりました。熊本市の保健センターでは来年2月に予定している研修会の打ち合わせを行いました。今回の訪問を通して、特に被害が大きかった益城町、西原村、南阿蘇村などでは倒壊した家の片付けが続き、あちこちに仮設住宅が建つなどまだまた大変な状況である半面、落ち着きを取り戻したように見える地域もあるなど、復興は一様ではないと感じました。「母の会」は引き続き、地域の実情や要望に合わせた協力を続けていきたいと思っています。
(園部まり子)