代表理事
園部まり子・長岡徹

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西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

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■「天然ゴム製品を使用した際の皮膚障害」は、専門医に相談するよう呼び掛け

ラテックスアレルギー3月31日(金)、消費者庁、厚生労働省、経済産業省は「天然ゴム製品の使用による皮膚障害は、ラテックスアレルギーの可能性があります。アレルギー専門医に相談しましょう」と呼び掛ける報道発表を行い、消費者庁のホームページに全文を掲載しました。
この中で、ラテックスアレルギーについて「皮膚と天然ゴム中のラテックスタンパク質との接触により、赤み、かゆみ、じんましんなどの皮膚障害を発現し、まれにアナフィラキシーショック(血圧低下や意識障害など)を引き起こす」と警告、「天然ゴム製品を使用した際に皮膚障害を発現したことがある人は、ラテックスアレルギーの可能性があるので、天然ゴム製品との接触は控え、アレルギー専門の医療機関に相談してラテックスアレルギーかどうか確認を」「ラテックスアレルギー患者は、栗やバナナなどの果物を食べてラテックス・フルーツ症候群を発症することもあるので、果物の摂取にも注意が必要」と呼び掛けました。
報道発表には日本ラテックスアレルギー研究会理事長の赤澤晃先生(東京都立小児総合医療センターアレルギー科部長)のコメントも掲載し、消費者への呼び掛けと併せて、医師など医療関係者に向けて、「消費者がラテックスアレルギーをお持ちであることを知らずに受診しますので、薬剤アレルギーと同様にラテックスアレルギーの有無を問診するようにしてください」と注意喚起しています。
(長岡徹)

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