■展示物を手に取り、必要な部分を写真に撮っていかれる姿が目立つ

会場ロビーに開設した「アレルギー情報コーナー」

7月18日（火）、「母の会」は横浜市緑区の「みどりアートパーク」で開かれた横浜市主催の講演会「正しく知ろう　こどものぜんそく・食物アレルギー」（アレルギーの正しい知識＆スキンケアを学ぼう！）の会場ロビーで、アレルギーの正しい病態理解、学校・保育所などでの支援、災害への備えなどに関する資料や本などの展示を行いました。150人が参加した講演会は国立病院機構神奈川病院小児科・アレルギー科医長の渡辺博子先生が講師を務め、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ぜんそくについて分かりやすく解説し、石鹸を泡立てて行うスキンケアの実際、質疑、終了後には関心のある参加者を対象に「エピペン」実習、個別の相談も行うなど盛りだくさんの講演会になりました。

渡辺先生の指導で「エピペン」実習も行った

会場には赤ちゃんを連れたお母さんが熱心にメモをとるなど講演に聞き入る姿が目立ち、質問の時間にはお子さんのアレルギーについて次々と疑問をぶつけ、渡辺先生が明快にアドバイスしました。「母の会」からは国の中心拠点病院である（独）国立病院機構相模原病院や国立研究開発法人成育医療研究センターなどの医療機関情報をお伝えしました。会場ロビーで行った展示にもたくさんの参加者が立ち寄り、展示物を手に取って、必要な部分を写真に撮っていかれる姿も目立ちました。またあちこちで懇談の輪も出来ていました。蒸し暑く突然の豪雨にも見舞われる中での講演会でしたが、実りの多い講演会、皆さま、お疲れさまでした。
（園部まり子）