■講師は小児アレルギーエデュケーター、実践的な内容で行う

緊急時対応のロールプレイも行った

7月25日（火）、「母の会」は神奈川県相模原市の「太陽の子幼稚園」（川端シズ江園長）で行われた「幼稚園におけるアレルギー児への対応研修会」の開催に、講師の紹介や資料の提供などで協力、当日は冒頭に「家庭と園でアレルギー児を支えよう」というテーマでお話しさせていただきました。
研修会の講師は、国立研究開発法人国立成育医療研究センターの看護師、小児アレルギーエデュケーターの原口純さんにお願いしました。原口さんは食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、喘息の病態や適切な医療について分かりやすい言葉で解説、食物アレルギーでは全員が「エピペン」トレーナーを使う実習、アトピー性皮膚炎ではきめ細かな泡を作って洗う、十分な量の軟膏や保湿剤を塗布する「スキンケア」の実際、喘息ではストローを使って呼吸し発作の息苦しさを疑似体験するなど実践的な内容で研修会を進め、参加した15人の園職員の皆さんも終始真剣に取り組みました。会場では「母の会」のアレルギー情報コーナーも開設、学校などで行われている取り組み事例などを紹介しました。
（園部まり子）