代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

■県庁会議室に200人を超える参加、講師は国立病院機構熊本医療センターの緒方美佳先生

県、保育協会、「母の会」が共催した研修会

県、保育協会、「母の会」が共催した研修会

9月19日(火)、「母の会」は熊本県、熊本県保育協会と研修会を共催、講師の派遣や資料の提供、会場では「アレルギー情報コーナー」の展示も行いました。会場にお借りした県庁会議室には保育士、園長ら210人が集まり、講師をお願いした(独)国立病院機構熊本医療センター小児科の緒方美佳先生の講演に熱心に耳を傾けました。緒方先生は「保育園における食物アレルギー対応」と題し、事前に寄せられた質問に答える形で講演、「食べるだけではなく、触れることでもアレルギー症状が出ることがあるのか?」「加熱卵は食べられるようになった卵アレルギー児(生卵は×)が生卵を手で触り発疹がみられた。触ってもダメなのか?」「食べさせながら対応していく方法と完全除去継続したほうがよいという病院があり迷う。どうしたらよいか?」など、保育園が当面している課題に、一つ一つ根拠を示しながら丁寧に説明しました。

本物の「エピペン」を使った実習も行った

本物の「エピペン」を使った実習も行った

研修会では参加者全員が「エピペン」トレーナーを、代表が実物を使う実習も行い、終了後には個別の相談も行われました。緒方先生の講演に先立ち、「母の会」も「職員の共通理解でアレルギー児を支えよう」をテーマにお話しさせていただきました。参加された保育士の皆さん、大変にお疲れさまでした。なおこの研修会は中央共同募金会の助成を得て行いました。
(園部まり子)