■講師は佐藤さくら先生、赤ちゃん連れのお母さんや保健師などが参加

厚木市保健福祉センターで行った講座

2月13日（火）、「母の会」は神奈川県厚木市の保健福祉センターで講座「赤ちゃんからできるスキンケアと食物アレルギー対策」を行いました（後援：厚木市、神奈川県社会福協議会助成事業）。会場となった同センター健診室には赤ちゃんを連れたお母さんや同センターの保健師など合わせて60人ほどが集まり、講師をお願いした国立病院機構相模原病院臨床研究センター病因病態研究部長の佐藤さくら先生（小児科）のお話に続いて、同病院の小児アレルギーエデュケーターの指導で、しっかりと肌を洗うためのきめ細かな泡を作り、必要な量の保湿剤や軟膏を塗った時の感触を確かめる実習を行いました。佐藤先生は話の中でスキンケアとステロイド外用薬の使い方について、「皮膚の状態が悪い時はスキンケアを一日に2回行い、症状に合った強さのステロイド外用薬を必要な量しっかりと使う」「外用は皮膚が完全につるつるになるまで続ける」「症状が改善しても2週間は続け、悪化しないことを確認しながら2週間ごとに減量する」などと説明しました。
（園部まり子）