2018年2月18日
第18回食物アレルギー研究会で発表しました
■スキンケア講座、保健師から「学んだことを業務に生かしたい」などの声
2月18日(日)、「母の会」は横浜市のパシフィコ横浜で行われた第18回食物アレルギー研究会の一般演題(ポスターセッション)で「保健センターなど行政と連携した保健指導の試み」と題して発表を行いました。研究会には食物アレルギーを中心にアレルギー疾患に取り組む医師、コメディカルなど約500人が全国から集まり発表や討論を行いました。「母の会」は発表の中で、今年度に行った8地域10回(2月18日現在)の「講座」の模様や使用した教材、参加者アンケートの結果を報告。「スキンケア」に取り組んだ保護者から「子どもが産まれる前に知りたかった」、保健師など専門職からも「お母さんに十分な助言ができていなかった。学んだことを業務に生かしたい」など、「保健指導」の有用性を表す評価を得たこと、またアレルギーの「保健指導」について、アンケート回答者のほぼ全員が「行った方が良い」と答えたことなどを発表しました。患者会の発表にも関わらず会場には多くの医師やコメディカルの方々が集まり、この問題に対する関心の高さがうかがわれました。
(園部まり子)