専門職の研修会でもスキンケアを実習した

8月31日（金）、「母の会」は宮城県南三陸町の総合ケアセンター南三陸（保健センター）で乳幼児親子向けの「スキンケア講座」と同町の保健師、栄養士など専門職が参加する研修会を町と共催で開催しました。東日本大震災被災地域で続けている協力として、今年度は7月に行った女川町での研修会に次いでの開催となりました。
講師は東京都立小児総合医療センターアレルギー科の古川真弓先生にお願いしました。午前中に行った講座には赤ちゃん連れの親子8組とスタッフなど26人が参加、古川先生の話を聞いた後、しっかりと肌を洗うためのきめ細かな泡を作り必要な量の保湿剤や軟膏を塗った時の感触を確かめる実習を行いました。講座終了後には個別の相談も行いました。午後の研修会には保健師、栄養士、助産師、介護職員、保育士など32人が参加しました。古川先生はアトピー性皮膚炎、食物アレルギーの病態と対応、アレルギーの予防について話し、ここでもしっかりと肌を洗うためのきめ細かな泡を作り必要な量の保湿剤や軟膏を塗った時の感触を確かめる実習を行いました。南三陸町は仙台から約100キロのところにありますが自動車道が整備され2時間を切る近さ、「母の会」にとっては身近な場所となっています。
（園部まり子）