代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

11月6日(火)、7日(水)の両日、「母の会」は7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた広島、岡山両県の市町保健センターなどを訪問し、改めて被災者支援に携わる保健師や栄養士などへの情報提供、研修機会の提供などの案内を行いました。

真備町内に建設された木造の仮設住宅(みその仮設団地で)

真備町内に建設された木造の仮設住宅(みその仮設団地で)

前日5日夜に広島入り、6日は広島市から海田町、熊野町、坂町、呉市を訪問、同日中に岡山県に移動し、7日は早朝から高梁市、総社市、倉敷市の保健センターや保健所を訪れました。このうち倉敷市真備町では被災者が避難生活を続けている「まきび荘」も訪問し、避難所の運営に携わる倉敷市の職員の皆さんから状況をうかがうとともに、「母の会」ができる協力を案内しました。真備町では仮設住宅が整備される一方、外観こそ普通に見えるものの人が住める状態ではない住宅が立ち並び、まだまだ復興には程遠いことを実感しました。広島県内の被災地域でも、同様に一部の住宅で土砂が取り除かれたものの人が住める状況ではなくこちらも復興には程遠いことを実感しました。「母の会」は引き続き被災地域で協力を続けていくことにしています。
(園部まり子)