代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

講演会 • 学会発表報告

講演会•学芸発表報告の説明

大矢幸弘先生、シンポジストの皆さんと

大矢幸弘先生、シンポジストの皆さんと

6月22日(土)、「母の会」は東京・江戸川区の「タワーホール船堀」で開催された第66回日本小児保健協会学術集会のシンポジウム「研究や活動を通してアレルギー予防に成功した事例の紹介」の演者に招かれ、「保健センター等と連携したアレルギーの『保健指導』の試み」を報告しました。シンポジウムは国立成育医療研究センター・アレルギーセンター長の大矢幸弘先生が企画し当日も大矢先生らが座長を勤めました。「母の会」のほかに成育医療研究センターの山本貴和子先生、東京大学大学院医学系研究科の米澤かおりさん、大阪狭山食物アレルギー・アトピーサークル「Smile Smile」の田野成美さんが報告を行いました。
この中で「母の会」の園部は、国の「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」(平成29年3月)に「市町村保健センター等で実施する乳幼児健診等で適切な保健指導を行う」(要旨)ことが新たな視点として盛り込まれたこと受けて、(独)福祉医療機構の助成金を活用し、平成29年度に「親子のための『スキンケア講座』事業」を、平成30年度には「アレルギー発症を予防する『保健指導』事業」として、市町村保健センター、医療機関、地域医師会、大学などと連携し、多くのアレルギー専門医など協力を得て行った「保健指導」の試みを報告しました。
(園部まり子)