福家先生が担当して行われた専門職向けの研修会

6月18日（火）、「母の会」は山梨県山梨市の健康増進課と連携し「乳幼児のアレルギー対策講習会」を開催しました。講習会は2部形式で行われ、乳幼児親子が参加し市の保健センターで行われた講習会には保護者24人と市の保健師など合わせて30人、会場を「夢わーく山梨」に移し、保育園・幼稚園・小学校・中学校等教育関係者、看護職、医療職、福祉職等子育て支援に携わる支援者を対象に行った講習会には保健師10人、管理栄養士10人、保育士11人、助産師2人、医師2人など94人が参加しました。専門職向けの講習会では冒頭に市長が挨拶しました。
講習会は3月に公表された「小児のアレルギー疾患 保健指導の手引き」を有効に活用できるよう市の保健師など専門職がアレルギー疾患について理解を深めることを目的に行われました。乳幼児親子が参加した講習会は「母の会」の園部が参加者と一緒にスキンケアなどに取り組みました。専門職向けの講習会では国立成育医療研究センターアレルギーセンター総合アレルギー科医長の福家辰樹先生が「アレルギーの基礎知識と指導方法」と題して講演し、アトピー性皮膚炎治療の重要性、重症度分類と治療の概要、食物アレルギーの基礎知識、アレルギーの予防などについて分かりやすく説明し、「エピペン」トレーナーを使った実習、質疑も行いました。
（園部まり子）