厚木児童相談所で行われた研修会

7月5日（金）、「母の会」は神奈川県の厚木児童相談所で行われたアレルギー研修会に協力しました。緊急の一時預かりなど情報がない状況でアレルギーの子どもを預かることがある児童相談所での対応を進めるために、厚木児童相談所は毎年、近隣の児相や児童福祉施設などとともに研修会を行っています。
この日の講師は小児アレルギーエデュケーター・管理栄養士の長谷川実穂さんにお願いしました。研修会には24人が参加しました。長谷川さんは食物アレルギーの子どもの食事について、正しい診断に基づいた除去を基本に行うことなどを分かりやすく説明し、重篤な症状がでた場合の対応などについても確認しました。実習を交えた研修会は真剣な雰囲気で進められ、参加者からは「古い情報にまどわされず正しい知識をもとに対応することの大切さを実感した」「児童相談所のような緊急性を求められる中、アレルギー情報も不確かな児童に対応を求められた時、どのように専門性を持って対応できるのか日々悩んでいる」「アレルギーのある保護児は現在進行形でいるが、緊急時の対応について考えていなかった部分があるので、職場に戻ってしっかりと共有したい」などの声が寄せられました。