2019年8月27日
宮城県南三陸町と連携して親子のためのスキンケア講座を行いました
8月27日(火)、「母の会」は宮城県南三陸町の保健福祉課と連携して親子のためのスキンケア講座を開催しました。講座は1歳まで親子と妊娠中のお母さんに町が呼び掛けて行われました。午前と午後の2回、「総合ケアセンター南三陸」で行われた講座には、16組の赤ちゃん連れ親子など45人が参加しました。講師は、なすのがはらクリニック・東京都立小児総合医療センターの古川真弓先生にお願いしました。
古川先生は話の中で、トラブルを起こしやすい赤ちゃんの肌の特徴やスキンケアが大切な理由などについて分かりやすく解説、食物アレルギーについても、お母さんたちが疑問に思っていることが多い「妊娠中・授乳中のお母さんの食事は制限した方が良いのか」「離乳食は遅らせた方がいいのか」について、「妊娠中・授乳中のお母さんが卵や牛乳を除去しても生まれてくる子どもの食物アレルギーやアトピー性皮膚炎を予防することはできない。バランスの良い食事をとることが大切」「離乳食を遅らせても食物アレルギーを予防することできない。通常と同じ5,6か月から始めましょう」と明快に答えました。講座では実際にきめの細かい泡を作って肌を洗い、十分な量の保湿剤を塗って感触を確かめる実習などを行いました。この日は取材のため共同通信の記者も参加しました。
(園部まり子)