2019年11月15日
気仙沼市教育委員会と「食物アレルギー対応研修会」を共催しました
11月15日(金)、「母の会」は宮城県気仙沼市教育委員会と「食物アレルギー対応研修会」を共催、講師の調整を行ったほか、資料や医療機関情報も提供、当日は運営に携わりました。気仙沼市と「母の会」の連携は、教育委員会、保健センター、保育担当、県の保健福祉事務所、医師会などと幅広く続いており、今回は教育委員会と連携した研修会を開催しました。
市民会館で行われた研修会には、学校の管理者や養護教諭、給食調理場の職員、幼稚園・保育所・児童館、市子ども家庭課、学校教育課職員など40人が参加しました。講師は昭和大学医学部小児科学講座教授の今井孝成先生にお願いしました。今井先生は「食物アレルギーの最新知識と緊急時の対応」をテーマに約2時間にわたり講演、食物アレルギーの正しい理解を踏まえて学校などでの対応の基本について話し、アレルギーがあっても変わらない楽しい学校・園生活、安心・安全な給食、事故に迅速・正確に対応することを具体的に説明しました。講演のあと参加者は全員が「エピペン」トレーナーを使った実習、質疑も行いました。研修会は講師の熱意あふれる講演を受けて終始、真剣な雰囲気の中で行われました。
(園部まり子)