2020年1月25日
岩手県釜石市と講演会・研修会を共催。県庁で意見を交換しました
1月25日(土)、「母の会」は岩手県釜石市保健福祉部子ども課と、午前中に保護者向けの講演会、午後には保育所職員などが参加する研修会を共催しました。市民交流・活動スペース「青葉ビル」で行った講演会には保護者、子ども課長ら市の職員やスタッフ合わせて20人が、午後の研修会には隣接する大槌町の保育所からの参加者も含め18人が参加しました。
講師をお願いした管理栄養士・小児アレルギーエデュケーターの長谷川実穂さんは、「食物アレルギーの食事と管理」をテーマに、午前中は食物アレルギーの病態の理解や日常生活での適切な対応について、午後の研修会では病態の理解や適切な対応に加え、保育所などで起こりうる誤食事故の予防、事故が発生した時の対応などについて、「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」などを使いながら確認しました。午前・午後ともスキンケアの実習、質疑も行いました。
研修会に先立ち「母の会」は、24日に釜石市に向かう前の時間を利用して栃木県大田原市役所、岩手県庁を訪問しました。このうち岩手県庁では、アレルギー疾患対策を所管する保健福祉部健康国保課で約1時間、「保健指導」の推進や災害時のアレルギー患者支援などについて意見を交換しました。
(園部まり子)