研修会では「緊急時対応マニュアル」に沿った動きを動画で確認した

2月4日（火）、「母の会」は神奈川県相模原市にある乳児院・児童養護施設「相模原南児童ホーム」で職員の研修会を行いました。同ホームは様々な事情から家庭で暮らすことが出来ない子どもたちを預かり、自立のための援助を行う施設で70人近くが暮らしています。その中でアレルギーの子もいることから適切に対応するための研修会が行われ、午前・午後2回の研修会には、看護師、栄養士、保育士、社会福祉士など52人が参加しました。
講師は管理栄養士・小児アレルギーエデュケーターの長谷川実穂さんにお願いしました。長谷川さんは、主に食物アレルギーについて正しい病態の理解に基づいた対応を求め、除去する食品ごとの特徴や加工食品の原材料表示の見方、調理に使う食器類の管理、誤食事故の防止と症状が出た時の対応などについて、多くの公的な資料や東京都の「食物アレルギー 緊急時対応マニュアル」などを使って説明しました。
（園部まり子）