2021年3月11日
「東日本大震災から10年、活動の記録と提案」を公開しました
東日本大震災の発災(平成 23 年3月11日)から10年を迎えました。「母の会」は東日本大震災をはじめ、以降の関東・東北豪雨(同 27 年9月)、熊本地震(同28年4月)、九州北部豪雨(同29年7月)、平成 30 年7月豪雨(西日本豪雨)、北海道胆振東部地震(同30年9月)、令和元年東日本台風(10月)などの被災地で、患者支援とともに被災自治体の保健師、栄養士、助産師、医師、看護師、学校や保育所の教職員などに講師となる専門医を同行して研修機会を提供するなどの協力を続けています。
こうした「母の会」の活動の様子を収録した記録集(冊子)を発行しました。「母の会」が被災地で活動した日数は300日を超え、146 回行った研修会には約 8,840人の専門職が参加しています。冊子ではこうした取り組みの様子や、避難所などの現場で直面した患者支援の課題の解決に向けて内閣府(防災担当)、防衛省などに働きかけてきた取り組みを報告しています。