7月3日（土）、4日（日）の両日、「母の会」は都内のホテルで開かれた第45回日本小児皮膚科学会学術大会（会頭：国立成育医療研究センターアレルギーセンター長、大矢幸弘先生）に参加しました。大会は会場とWebで視聴できるハイブリッド方式で開催され、座長、発表者とも遠隔地からWebで参加し会場にいるのは視聴する参加者だけというセッションもあるなど、これまで経験したことのない学会になりました。
万全のコロナ対策をとって開催された学会では「アトピー性皮膚炎によく合併する発達障害と応用行動分析」「保湿から始める子どもの皮膚の健康」「アレルギー疾患の発症予防最前線」など興味深いテーマが並び、最新の知見を学ぶことができました。また保湿の効果についての発表では、「保湿」と言っても身体の洗い方、保湿の方法の習慣が異なる国々の研究データを統合して評価することの難しさが痛感されました。
コロナ禍で多くの学会がWeb開催となる中、久しぶりに多くの先生方とお話しすることができ、大変に有意義な学会参加となりました。
（園部まり子）