2021年8月5日
「基本的な指針」の見直しについて要望しました
「基本的な指針」見直しについて要望した会議
8月5日（木）、「母の会」は国会内で開かれた公明党アレルギー疾患対策プロジェクト、厚生労働部会合同会議に招かれ、厚生労働省が進める「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」の見直しについて要望しました。日本アレルギー学会の海老澤元宏理事長、西間三馨顧問ら、厚生労働省から大臣官房審議官、がん・疾病対策課長らも出席しました。
会議では厚生労働省が見直し作業について報告、日本アレルギー学会から見解が表明された後、「母の会」から見直しの進め方や議論の方向性について要望しました（要望書全文は別添）。この中で議論の方向性について、①医療の均てん化による良質な医療の提供に必要な取り組み、②患者の生活の質の向上に必要な取り組み、③都道府県における推進体制の強化、④「アレルギーポータル」の充実の視点で述べ、患者の生活の質の向上に必要な取り組みでは、地域保健に位置付けた「保健指導」、患者の「居場所」で支援を充実させる施策、災害対策の推進について具体的に要望しました。
（園部まり子 長岡徹）
