訪問先の佐賀県庁で（10月12日）

10月12日（水）、13日（木）の両日、「母の会」は長崎県、佐賀県、福岡県、大分県を訪れ、今年度に行う自治体の専門職向けオンライン研修会の案内と、アレルギー対策の推進に向けた意見交換を行いました。訪問したのは4県の県庁と県庁が所在する4市のアレルギー疾患対策の担当者、母子保健や保育の担当部門、教育委員会で、福岡では「母の会」顧問の国立病院機構福岡病院名誉院長、西間三馨先生とも懇談の機会を持っていただきました。
各県のアレルギー疾患対策担当者との意見交換では、今年3月に改正された国の「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」で、アレルギーの発症予防や災害対策など地域で取り組む施策を自治体が主体的に策定し推進することが強調されたことを確認し、そのための都道府県の担当者が情報を交換でき、他地域の取り組みを知ることができるなど、交流や情報で支援できる仕組み作りが求められることなどが話題になりました。各県市とも「母の会」の訪問を歓迎していただき、有意義な意見交換を行うことができました。

（園部まり子)