シミュレーションは「症状チェックシート」で確認しながら行われた

7月28日(金)、「母の会」は神奈川県の相和私立幼稚園協会(大和市、座間市、海老名市、綾瀬市、寒川町の4市1町の私立幼稚園25園と認定こども園3園で構成)の研修会で講師を務めました。会場となった海老名市の慶泉幼稚園には各園から代表約40人が参加しました。
「母の会」からは代表、事務局長が食物アレルギーの病態や症状が出た時の対応についていつものように公的な資料をもとに確認、2012年12月に東京・調布市で学校給食での誤食が原因で児童がなくなった事故の経過を市の報告書をもとに振り返り、適切な対応の必要性を確認しました。
保育所で子どもが発症した際の対応動画を見た後、会場の慶泉幼稚園のスタッフが東京都の「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」に沿って定期的に行っているシミュレーションの様子を紹介し、参加者もロールプレイに取り組みました。慶泉幼稚園では過去に誤食を経験しており、シミュレーション、ロールプレイともに真剣な雰囲気で行われました。

(園部まり子　長岡徹)