2023年12月19日
救急医療対策専門官、救急専門官と意見交換を行いました
12月19日(火)、「母の会」は厚生労働省地域医療計画課の救急医療対策専門官と総務省消防庁救急企画室の救急専門官に面会し、11月の小児アレルギー学会学術大会で報告した「救急救命士のエピペン研修等環境の実情」の内容を説明し意見を交換しました。
学会報告は令和4年度の「母の会」主催「食物アレルギーの最新知識と緊急時対応の研修会」(後援:文部科学省、厚生労働省、総務省消防庁)に参加した救急救命士が、業務をより効果的に遂行できる環境を整えることを目的に行ったアンケートに回答した結果で、エピペンの円滑な運用について、経験不足や不安などに起因する運用の障害が一定の割合で認められることから、アナフィラキシーやエピペンに関する普及啓発事業(研修や資材開発など)などの充実を求める内容となりました。
意見交換で「母の会」からは、国家戦略特区で試行される予定の救急車へのエピペン搭載について、事業にアレルギー学会や小児アレルギー学会が関与する必要があることなどを訴えました。
(園部まり子 長岡徹)