研修会は横浜市内で運営した

1月9日（火）、「母の会」は今年度にオンラインで行う「小児アレルギー疾患の保健指導を充実させる研修会」（後援：厚生労働省、（独）福祉医療機構社会福祉振興助成事業）の第3回を行いました。この日も北海道から沖縄の離島まで910の市町村や施設などから1090人の保健師、栄養士、助産師、看護師、保育士などが参加しました。今回の研修会も厚生労働省から都道府県を通じて連絡されました。
研修会の講師は国立成育医療研究センターアレルギーセンター・総合アレルギー科診療部長の福家辰樹先生が担当しました。福家先生は参加者に120枚ものスライド資料を提供し、その内容を解説する形で講演。アレルギーに関する乳幼児期の保健指導は、アレルギー疾患対策基本法に基づく厚生労働省の「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」に盛り込まれた重要な取り組みであることを強調し、発症予防、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ぜん息について、写真や動画を交えながら分かりやすく話しました。
3時間の予定で行われた研修会はこの日も質疑が時間内で終わらず、4時間を超える熱のこもった研修会になりました。

（園部まり子　長岡徹）