研修会の運営は横浜市内で行った

2月2日（金）、「母の会」は今年度に２回行う「食物アレルギーの最新知識と緊急時対応の研修会（学校・保育所、救急隊向け）」（後援：文部科学省、厚生労働省、総務省消防庁）の第１回をオンラインで開催しました。この日の研修会にも北海道から沖縄の離島まで800の自治体や施設から保健担当や救急救命士など消防職員、教職員や保育士960人が参加しました。
講師は今回も国などで学校や保育所のアレルギー対応の充実に尽力されている昭和大学医学部小児科学講座教授の今井孝成先生にお願いしました。今井先生は「食物アレルギー・アナフィラキシー 適切な対応のために」と題して、食物アレルギー対応の重要性、食物アレルギーの病態と診断、学校・保育所・幼稚園での対応、症状出現時の重症度の的確な判断と対応を詳しく解説し、「エピペン」®については「迷ったら打つ」ことを呼びかけました。
講演の後には十分な時間をかけた質疑も行われ、終了後も含めて約1時間半にわたり講師と教職員、救急救命士などが個別の課題まで踏み込んだ質疑を行いました。

（園部まり子　長岡徹）