2月16日（金）、「母の会」は2日に引き続き、オンラインで第2回「食物アレルギーの最新知識と緊急時対応の研修会（学校・保育所、救急隊向け）」（後援：文部科学省、厚生労働省、総務省消防庁）を開催しました。この日の研修会にも北海道から沖縄の離島まで780の自治体や施設から保健担当や救急救命士など消防職員、教職員や保育士990人が参加しました。中には市で60人ほどが集まり集合研修を行った地域もありました。
講師は今回も国などで学校や保育所のアレルギー対応の充実に尽力されている昭和大学医学部小児科学講座教授の今井孝成先生にお願いしました。今井先生は食物アレルギー対応の重要性、食物アレルギーの病態と診断、学校・保育所・幼稚園での対応、症状出現時の重症度の的確な判断と対応を詳しく解説しました。
講演の後の質疑では、事前に寄せられた質問に加え今井先生の呼びかけにチャットでもたくさんの質問が寄せられ、これに今井先生が丁寧に答えていただく充実した質疑が行われました。

（園部まり子）